• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第26章 もう一つの戦い




「ええっと、西洋のおせんべい…みたいな感じです。甘くてほろほろして、美味しいですよ」

「へーえ。聞いただけで胸が躍るな」

信玄様は私の差しだしたクッキーを受け取り、嬉しそうに口に運ぶ。

「ん。美味い」

「本当? 気に入ってもらえてよかったです!」

嬉しそうな信玄様をニコニコしながら見ていると…

不意に腰を引き寄せられ、信玄様の笑みが間近に迫る。

「ん……っ」

唇を奪われた瞬間、鼓動がひとりでに速くなった。

ついばむだけのキスを、何食わぬ顔で終わらせ、言葉を続ける。

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp