• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第26章 もう一つの戦い



そのあと、叔父さんの診察を受けた信玄様は、何も問題ないとお墨付きを得た。

そして……

それから、一週間–––

信玄様は驚異の回復力で、叔父さんを呆れさせた。

今日も私は、信玄様の病室をお見舞いしていた。

「再来週には、退院できるそうですよ。おめでとうございます」


「ありがとう。これも、君と晃殿のおかげだ」

ベッドに並んで腰掛けた信玄様は、にっこりと微笑む。

もう、すっかりいつもの信玄様だ

「あと、もちろん佐助もだ。早く礼を言いたいが、今日、来るって言ってたよな?」

「はい。多分、もうこっちに向かってると思います。」

信玄様の病気が治ったことを電話で伝えたら、佐助くんはすごく喜んでいた。

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp