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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第23章 最後の戦い





「あなたは……?」


「ようこそ、お嬢さん、。ゆっくりしていくが良い」

もしかして…この人が顕如……

その男の法曹姿を見て、相手の名が頭に浮かぶ。

縛られた手足をよじる私に、顕如は暗い笑みを浮かべた。

「私の名は顕如。私の名を彼奴らから聞いているか。お前が信長の寵愛を受け、信玄にさらわれた姫か」

やっぱりこの人が顕如…
私のこと…そんなことまで、知ってるの?

「私を帰してください!」

「馬鹿なことを言うな。お前は重要な人質だ」

顕如の冷たい目で私を見据えられ、ぞっとする。

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