• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第22章 裏切りと同盟



「っ、すぐに準備します。傷が重い方から看るので、重い方を連れて来てください」

「ああ。怪我のない者には手伝わせる。好きに使え」

「は、はい」

焦る気持ちを抑えながら、兵たちの手当てに奔走する。

銃で撃たれてる人が多いな…。そんなに激しい戦いがあったんだ

しばらくして……ようやく最後のひとりの手当てを終えて、私は息をつく。

辺りには、血の匂いが色濃く漂っていた。


「ご苦労だった。礼を言うぞ」

「いいえ…。いったい、何が起こったんですか?」

「支城の近くで信玄との戦いがあった」

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp