第22章 裏切りと同盟
「…どうしても、諦めたくなかったの。私にとっても賭けだったんだ
これで未来へ一歩進めたから、それで…現代へ行ったら佐助くんにも協力してもらいたいんだけど…」
「もちろんだよ。二人のこと全力でサポートする。でも…当てはあるの?」
「うん…。叔父さんにお願いしようと思ってる。」
叔父さんに全て話して、なんて言われるか分からないけど…
「あぁ、そうか。乃々さんの叔父さんは医師だもんな。それなら協力してもらえそうだね」
色んな問題はあると思うけど、出来ることは全部やる
「どうなるかはわからないけど、全力で信玄様のこと守るつもり」
私たちの未来のために、今はこの戦から生きて帰らないと
「生きて、みんなで未来に行かないとな」
「うん!」
笑顔でガッツポーズする佐助くんに、私もガッツポーズで答えた
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