• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第21章 二人の想いは一つに


ーーーーーーー

目を開けると…

辺りはまだ暗い


「……信玄…さ…ま?」

さっきまで繰り返されていた情事が夢の様に感じられ、その愛しい人の存在を確かめるよう起き上がる

「…乃々。起きたか」

すぐ側に優しい笑みを浮かべる信玄様

「…は…夢…じゃなかった…」

ほっとしてその顔を見つめる

「…大丈夫か?すまない…手加減できなかった」

はにかむ笑顔に繰り返された情事を思い出して、顔が一気に赤くなった

「だ、だ…大丈夫…です」

「乃々…」

信玄様に抱きよせられ、その胸に顔を埋める

トクントクン…

信玄様の心臓の音…
生きている音…

目を閉じて、その音に耳を澄ませた

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp