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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第21章 二人の想いは一つに
初めてだってのに無理…させちまった…よな
信玄は褥に横たわり、寝息をたてている乃々に目を落とした
乃々の身体には、自分が付けた華の跡が至る所に散っている
それはまるで自分の所有物だと言わんばかりに、薄暗い中でも咲き誇っている
柄にもなく無我夢中で抱いてしまった自分が恥ずかしくさえ思えた
そしてそんな自分を受け止めてくれた、乃々が愛おしくもある
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