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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第19章 真実



「家康。安土もいつ戦火に巻き込まれるか分からない。そうなった時に、ここでは逃げ場がない」

秀吉さんが言い聞かせるように家康に言う

「…はい」

納得はいってないようだが、家康は渋々返事をした

「次は乃々を奪われるでないぞ」

信長様は笑みを浮かべてはいるけど、その瞳は有無を言わさない

「承知」

その信長様の応えるように、家康の翠色の瞳に熱が帯びる


私も戦地へ…
…信玄様の側に
もしかしたら…会えるかも…

恐怖よりも淡い期待が私の脳裏を霞めたーーーー



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