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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第15章 歪な月、歪な関係




「そんな顔をしてたら、征服してしまいたくなる。」


潤む瞳の私を見て


「やれやれ…泣かしたいわけじゃないんだがな…。」

信玄様はゆっくりと私から身体を離した


「これ以上、ここにいると理性が持ちそうにない。そろそろお暇(いとま)しよう。おやすみ、俺の天女」


髪を撫でた信玄様の手が離れ、去っていくのを私は呆然として見つめていた。
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