第14章 なんか様子が…?
(やっぱり幸村がいてくれて良かった!おかげで一人で泣きじゃくらなくてすんだし…)
部屋に帰るまでの道でそんなことを思っていた。
(ん?あれは…)
「佐助くん!」
「あぁ、弥生さん」
(?なんか佐助くん、少しニヤニヤしているような…?)
「なにかいいことでもあったの?少しニヤニヤしていない?」
「…、いいことみたいなことはあった。」
「なに!?」
「……」
「おーい、何があったの?」
「…、嘘はつけないから、黙っておく。」
「え~、なにそれ」
「ごめん、、、」
(いや、そんな謝るようなことでも無いのだけれど…)
「まぁ、いいことあったなら良かったね!」
「うん。」
「そういえばさ………」
………
………