第36章 カレカノ
このページは幸村目線です。
(もう…弥生かわいすぎるだろ!)
佐助の部屋を出て、自分の部屋に帰っていた。
(なんか、もう、いろいろかわいすぎてにやけてきた。)
誰かににやついている所を見られたら弄られると思い、必死に我慢した。
部屋についてから政務を行おうとしたが、弥生のことが気になって集中できなかった。
(あ~、もうらちがあかねぇ!弥生に逢いに行くぞ!)
「弥生!いるか!?」
「な、なに?幸村」
「入るぞ!」
俺は弥生の部屋の中にずけずけと入った。
「どうしたの?」
「おー、ちょっとな」
「と、取りあえずお茶入れるね」
「おー」
弥生がお茶を入れてくれた。
(もう、ここまで来ちまったし、思いきって聞いてやる!)