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ツンデレ君と人見知りちゃん【イケメン戦国】

第34章 想い


(怖い!)
外で斬り合いの音がしているのがわかった。
(誰か…!)

音が鳴り止んだ。
すると、小屋に幸村が入ってきた。

(な…んで、来てくれたの?)
声にだそうとしても口が塞がれていて言えない。
幸村が手足の紐を取った後に口の紐も取ってくれた。

「なんで、来てくれたの?さっきあんな喧嘩したのに!」
幸村は腕を怪我していた。
「怪我までして!どうして!」
知らぬ間に涙が溢れていた。
私にとっては助かって安堵した気持ちよりも、幸村が怪我したことの方が大きかった。
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