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汚れつちまった悲しみに -花-

第8章 はじめて




むず~··。
(何で怒る私にも苛立つ)

ぽん。なでなで
「中也さんもですが、太宰さんも毎日焼き菓子やマフィンを買ってくれるのは大変嬉しいですよ。」

「ほんとに?」

「はい!」

PON
「なら抱っこしてくれたら私の機嫌はなおる」

「失礼しますね」

ギュゥ~~···。
「····ゆるす」

「シグマさんごめんなさい。続きしましょうか!」

「うん。(あの冷たい悪魔の顔が)」


母を求めてるようだ。


ーーーーー····


「ありがとうございました~~」

(お店のお花と、屋敷のお花)

たたた
「天音!」

くるっ
「はい?···こんにちわ、中也さん」

「買い出しか?」

「はい。ちょっとお花が枯れて来たので」

「なぁ」

「どうしました?」

「あん時噛んで悪かったな」
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