第8章 はじめて
さく
(太宰もだが、女の匂いがする)
「早く起きて書類作成しろよ。····ダーク様」
コッコッ···-
がばっ
「····は!?」
ガチャ
(俺にはやるべき事は分かった。それが確かなのかは知らんが。)
どさどさっ
「片っ端から見つけてやる!」
♪♪♪
からんからん
「んーー。今日もいい天気にいい焼き菓子日和~~。」
お店の看板を立てたりしていたら
「きゃん」
くるっ
「ん?···わぁ!//」
そこにいたのは、小さいよりやや大きいポメラニアンがいた
(魔界ってドラゴンやコウモリが主流じゃないの?!何で子犬が???···でもこれは私に対するご褒美なら)
「おいで」
ててて···ずべっ
「きゃん!(いってぇ!歩きづれぇよ!)」
ふわっ
「まだ歩きなれてないんだね。所々に怪我してる···よしよし」
「···くぅーん(やはり。コレだったんだな)」