第7章 かみかざり
「いや··今まで姐さんには女性の接し方などは細かく教わりましたが··ただひとりだけの扱いが分からなくて。ただ彼奴の喜ぶ顔がみたいな~···って姐さん?」
うるうる
「中也お主も憂いのぉ」
わたわた
「ち、違います!深い意味はありませんから!」
「そうじゃのぉ、妾が貰って嬉しいのは···」
ーーーーー····
パタン
コッコッコッ··
(日はまだ足りる。買いに行くなら明日あたり)
ただ
あいつの笑顔が見たかった
普段は首領が着せてる服装
だから俺用の服を渡した
時たまだが俺の服を着てる彼奴を見ると
ほわほわ
(何か。こう····あったかくなる··んだよな)
ぶんぶん
「ひとまず!今は任務だ任務!」