第5章 おにゃのこ
コンコン
「失礼します」
私は空いてる部屋に入り
包帯を探す
がさがさ
(マフィアの方ってあまり怪我した所見たことないんだよな···大半が中也さんとか芥川くんだし···)
パタン··
(こわい···な···)
とりあえず包帯は無かった。
ガチャッ
(んー···紅葉さん起きてるかな?)
私は紅葉さんの部屋に向かう
ーーーーーー····
すっ
「ほれ、包帯じゃ」
「ありがとうございます!(よかった)」
「何故、包帯を?」
「それは···(紅葉さんになら話せるかな)」
★★★★
カラカラ
「何ともこれまた奇妙な事やのぉ、妾も見たくなってきたの」
「···紅葉さんは···何でもないです」
「天音や」
「はい」
「甘えたい時は甘えに来てよいよ、妾から見たら鏡花も天音も好いとるからの」
「···はい///(紅葉さんは似てるようで似てない私のお母さん、鏡花ちゃんもたまに紅葉さんのお話もします)」