• テキストサイズ

汚れつちまった悲しみに -花-

第4章 もやもや




「優しいだけか?」

「あったかい」

「思った事を話してみろ」

「優しい、あったかい、嬉しい····いたい」

「それは何時だ?」

「彼奴が、気に食わない奴と話してる時、彼奴が俺に見せてる笑顔が他の奴等にも見せてる」

「そうか、中也···それは「嫉妬」だ」

「嫉妬··?んだそりゃ」

「嫉妬って言うのは、誰にでもある嫌な気持ちだ··俺にもある」

「へー意外だな」

「そうか?だけどこれだけは言える」

「なんだよ」

「天音はなーーーーーーー」

ーーーーーー―·····



だだだだ

俺は走った。

行き場所は天音

ばたん!
「天音いるか!?」

びくす
「中也さんどうしました?」

はっ··はっ····
「よかった、誰もいないな」
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp