第4章 もやもや
天音と過ごしていると色々な感情が溢れる
「中也さん、首領が呼んでいますよ」
「あぁ(あたたかい)」
あたたかい
「中也さん、紅茶どうぞ」
「ありがとな!」
うれしい
「天音····」
「手を握って、歌を歌って、頭を撫でてあげますね」
「ありがとう····」
やさしさ
俺には溢れた。
だけど最近違う感情が出てくる
コッコッコッ
「いたいんだよな」
それを感じるのは
あいつが、
他の奴らと話してる時(特に太宰)
太宰が天音の手を握って
「···疲れた」
なでなで
「任務お疲れ様です太宰さん」
ぎゅう
「·····このまま」