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汚れつちまった悲しみに -花-

第3章 こわれたこわれた




「お前も色々と仕事とかあるしよ!看病してくれただけで充分なんだよ!」

「中也さん」

「だけど····たまにでいいから、お前に抱きついていいか?」

すとん


何かがハマる音がした

小さな言葉だが俺にはハマる。


「中也さん、私は貴方のお母さんにもなりますし、貴方が辛い夢を見たなら隣に寄り添いますね。」

とくん


(まただ···ハマる音じゃない、これは溢れる)

ぎゅう····。

「あったかいな。」

「中也さんも暖かいですよ(あたたかくて、太陽みたいな貴方)」
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