第9章 あわあわ
天音の手は俺より小さい
「わぁ···大きい。中也さん!たくさんいますよ!」
「·····(でけぇ)」
「····(初めて何かを見た感じ。)」
「サメって強いのか?」
「強いですよ。サメは··ーー」
ーーー···お前は人間に恋したんだな?
···えっ
ーーーー···それは人魚姫には有り得ない"感情"だ
私が·····
ーーー··もし人間になりたいなら魔法をかけてあげよう。ただし
「さん···中也さん?」
はっ!
「わっ··悪い···(思い出すんだ?)」
「ちょっと休憩しましょ!私もサメの解説したら疲れちゃいました(笑)」
「そうだな!天音の解説は勉強みたいだったし(笑)」
かああ
「もう!中也さん!//」