第6章 こども
シュルシュル···
(太宰さんの包帯···異能力の一部なのは分かるけど、怪我もしてないのに)
「何か言いたそうだね」
びく
「そんな事ありませんよ」
「君の考えは分かるよ。「今日は太宰さんと一緒にいれて嬉しい」でしょ?」
キュッ
「そうですね。当たりですよ(違うけどね)次上半身巻きますよ」
「お願いするよ」
(····上半身、太宰さんの··小さいから刺激は弱いから助かる)
(今日ぐらいはいいよね?)
ぎゅっ
「太宰さん?」
「今日の私は幼い太宰治だよ~···だから今日はたくさん優しくして欲しいな」
「····幼い太宰さんは変な事しませんよね?」
がん
「ぴえん」
「全く」