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人間失格 -愛-

第6章 こども




「ひとりは嫌でしたか?」

「ひとりでもいれるよ!だけど今は小さいから色々大変なのだよ」


ひとりは
嫌だよ。


ーーーー····

「君が太宰治くんだね?」

「······」

「もう君は自由だよ」

「····ひとりじゃ··ない?」

「!···うん」

ーーーー····


きゅっ
「嘘··ほんとはひとりは嫌い、ひとりは怖い··みんないなくなる」

「太宰さん···わかりました戻るまで泊まっていいですよ」

ぱぁ
「本当かい!?」

にこり
「はい、いつ戻れるか分かりませんが、太宰さんをひとりにはしませんよ」

「天音、ありがとう」

ぎゅむ~···。



お風呂にはいれます


「あっ太宰さん先にお風呂··あ~···」

うるうる
「やだぁ」

(····うっ)
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