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人間失格 -愛-

第4章 わらってわらって



「ちょっと、何してるの」

「··太宰さん」

「織田作に変な色目使う暇あるなら自分の頼まれた仕事ぐらいしてきたらよ」

ビクッ
「···すみませんでした」

パタン··







「····お前」


わなわな··
「あああああぁぁぁ!嫌われたーー!」

「ツンにも程があるぞ今の顔はやばかった、殺しの目していたぞ」

びええ!
「どどど··とうしよおお!嫌われた!嫌われたーーー!」

(子供みたいに泣いてる···此奴、個々まで惚れていたのか)

「ひとまず、謝りに行くしかないだろ」

うわんうわん!
「絶対に無理!許してくれないよ!!この悲しみを国木田くんに当ててくる!」

「余り、困らすな」

コンコン、ガチャ
「太宰さんいます···!」

バギュン··
「···何しに来た」

「太宰···(すまぬ芥川)」






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