第2章 あいあい

ｶﾞﾁｬｯ····
ｺｯｺｯｺｯ
「目覚めたかい？また入水自殺していたんだよ？助けて貰った人にお礼を言うんだからね？太宰くん」

「···何故､助けた」

はぁ···
「私からしたら君はマフィア··助けた人からしたら「この子を死なせてはだめ··」って言っていたんだから」

「もう少しでしねたのに···誰だよ助けた人」

「だそうだ。天音くん」

「はい」


知らない人が返事をして入ってくる

ｺｯｺｯｺｯ···
「····貴方はまだ死んではいけませんよ」

そう言い残し森さんの後ろに並ぶ。

初めてみた


深い海色のきらきら··


それが天音との出会い