第3章 ほしいほしい
ガチャッ···
(うげっ···二日酔いだ···昨日の女、匂いはよかったけど····余りにもきつかった)
屋敷に入ると最初に見たのは
どん
「おかえり」
さあぁ···
「ひゅっ····」
にっっこり
「太宰くん」
首領に見つかった。
・・・♪
がみがみくどくど
「全くちゃんと帰って来たからよかったけどまた自殺していたかと思うでしょ!」
「ちゃんと帰って来たからいいでしょ····うぷっ」
「ちょっと!吐くなら洗面所!」
ーーー····
パタン···
「何やらホールが騒がしいですね。」
「太宰さんが帰宅した···」
「太宰さんが···(何か命令されないといいけど)」
「?···天音」
「あっごめんね、ちょっと休憩しましょお茶をいれてきすね」
かたん
「僕も向かう」
にこり
「一緒に行きましょう」
パタン