第3章 ほしいほしい
ガチャッ
「おはようございます。芥川さん今日も宜しくお願いします」
こくり
「·····」
「今日は昨日の復習からやりましょう···」
ペらっ
『芥川くんばかりずるい』
ぱたん
「別の方からやりましょうね(太宰さんだ)」
・・・♪
「ちょっと休憩しませんか?何か用意してきますね」
パタン
コッコッコッ····
(いつの間に書かれたんだろう)
私はお茶の用意をする
カチャカチャ
(昨日は夜に出かけたんだよな。なら朝帰りだね)
私はとある人の伴侶を命じられた
マフィアの幹部
太宰治さん
小さい時からマフィアにいたとの事
見た目は、痛々しい包帯を片目にグルグル
首領と似たようにスーツ姿
こんな私を見て
「此奴、伴侶にする」
ってひと言