第3章 ほしいほしい
からんからん··
「やぁ、遅くなってごめんね」
「仕事が大変なんでしょう?私は大丈夫よ」
今日も会いにいく。
するっ···
「ここではダメよ···」
すん···
「匂い変えた?」
「あら匂いによく気づいたわね」
「いい匂いだね」
いい匂いだけど
何かが違う
ーーーーー····太宰さん
「····此処を出ようか」
「ふふっ··可愛い子ね」
私は女の子がすきだ。
嫌いな今を女の子は消してくれるからね
だから···
「ふっ····ん··」
「いいね···やっぱり··私はすきだな」