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人間失格 -愛-

第12章 ちりん




コッコッコッ。
ガチャ
「失礼します」

私は誰もいない医務室に入る

そんな時だろうか


「天音か」

「!···織田作さん?··!怪我!?」

★★★


ぺたっ
「なんだ···任務ではなくただの転けただけでしたか(マフィア幹部も人間らしい)」

「ちょっとな。····天音はどうして医務室に?太宰の包帯か?」

「あっ···あー···ちょっと、人を殴りました」

「!?」

かくかくしかじか

「なるほど、つい頭に来たのか」

「私の性格からして··普段はないんですが頭に来る事があると口調も変わって手が出しちゃう··。それで良お母さんに注意されてまして」

「小さい時は?」

けろり
「何故か私の事をバカにしてくる子達は次の日から怯えた様子で私に近づかないんですよね」

「そうか(察した)」

「でも今回は許せませんでした」

「······何故だ?」
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