第8章 ごはん
ガチャ
「それでは原稿届けに行きますね。ゆっくり休んでください先生」
ぼろっ。
「そうする(天音に迫ったら)」
『原稿終わるまではだめ』
(って言われて必死に書いたら死にかけた···。だけど今日の夜は···抱き潰す)
パタン
(先生もちゃんと原稿くれるから有難いよね~···今日の夜あたり嫌な予感)
ちらっ
(太宰先生の家··まさか隣人になるとは思わなかったし···まさか挨拶にキスされるとは思わなかった。先生とはちがうキス···)
はっ
「ばかばか!///··早く行こう!」
ーーーー····
「国木田さん、よろしくお願いします」
「毎回澁澤先生には有難いな。後は太宰だけだが」
「でも太宰先生隣に引っ越して来たのは国木田さんも知ってるはず」
「敦から聞いたからな。··だが時たまでいいが天音に太宰の安否確認を頼みたいんだが」
「安否確認?」
☆☆☆
ぴんぽん
(そこまで言われる太宰先生ってどんな暮らしを···)