第2章 衣食住揃えば生きていけると思うんだ。
目が冷めると見知らぬ山の中でした。
いや、全然笑えないわ。
酒には飲んでも飲まれるなとはよく言ったものだと思う。
現在、立花祭は目の前の状況についていけずにいた。
昨日地元で中学の友人と再会したことでテンション上がり無理して酒を飲んだことは覚えているがそこから記憶がとんでいるのか何も覚えていなかった。
しかし、なぜ目が覚めたら森の中で1人寝ていたのだろうか。
周りを見渡すが昨日一緒に飲んだ友人の姿はない。
そして私のトリップ生活は二日酔いと言う最低な状態で始まってしまったのだった。