刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第46章 政府の監査
彼が指を動かす度にショーツ越しにねっとりとした水音が鳴って正気じゃいられなくなる。
「っ………ひぁ……あっ、…ん」
いつの間にか大きくめくれ上がったスカートから覗く太腿を、厭らしい手つきで撫でられて、その手がもどかしそうにショーツのクロッチ部分を大きく横にずらし、優しく掠めるように指が直接秘芯に触れた。
ここは書庫でありベッドの上ではない。
ましては監査中であり、ここからそう遠くない執務室には年配がいる。
もしかしたら資料が足りなくて、誰かがファイルを取りに来るかもしれない。
早くこんなことはやめなければいけないのに…
「、っ……あ、ぁ………」
頭では理解しているのに、口から出る声は、彼を止める言葉ではなく意味のなさない母音と、熱い吐息だけだった。
くちゅ、と卑猥な水音と共に彼の指がぬる、る…とナカに沈んでいく。
ナカと秘芯と同時に丁寧に解され、私の内側はその指をきゅうきゅうと食い締めては蜜をとろりと溢れさせる。
「ま、って……ッんぅ……っ」
迫りくる絶頂に、意識を散らそうと必死に試みるけど、唇を彼の口で塞がれてしまってからは何も考えられなくなった。