第31章 謝罪と花見と、紅と隙と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●トイレの人
「あ、ねぇ君」
「は…、うぁっ…は、はたけ上忍!!ど、どうもお疲れ様です!!花見お疲れ様でした!!」
「…」お疲れ二回言った…
「ど、…どのような、ご用件で…。
俺、何もやましい気持ちなど微塵も!」あせ
「うん。さっきはどーもね。エリが絡まれてるの助けてくれたでしょ。助かったよ」
「あ………い、いえ。それは全然…ですが、
あの…、お二人は、何かあったんですか?」
「…………………………べつに」
「ひっ…、す、すみません!!要らぬ事をお伺いしてしまいました!」
「ところで、君、名前なんだっけ?
もうなんていうか、トイレ掃除の人って事しか記憶に残ってなくてね」
「………もう俺は、トイレの人でいいですよ」どうせモブです