第12章 押してダメなら引いてみる
「団長どうしたんですか?」とおにょは私を見ながら言う。
私はそんなにジロジロ見ていたか?
…すまない。私は君を見て興奮してしまった。
すぐ私は顔をそらした。
もし、タコの墨が黒ではなく白だったら私はだろうな…理性を失っていただろうな。
これ以上おにょを見ていられない。とりあえず魚を調理場に置いておくか。
私は二ファの作っていたであろう場所にバケツを置いた。
そして、二ファも戻ってきて調理を再開した。
(エルヴィンside終)
ー…
(…汚いな。これ拭かないと臭いついちゃうんだよね…クンクン 臭っ)
私は顔についた墨を拭いていく。
リヴァイは「着替えてくる。」と言って部屋に戻っていった。
「…それにしても沢山取ってきましたねー!凄い。私達でもこんなに取ったことないですよ!」と二ファは言う。
「…すごいよね。なんでも出来ちゃう。(かっこいいな…)でもこんなに食べられるかな?」私は思った。知らない食材を全て食べられる訳でもないから。
「だよね…あ、まだ活きがいいから7割くらい海に逃がそっか!魚を取りすぎても環境に良くないし。おにょ、これ団長と一緒に返しに行ってきてー!私は食事の準備をしておくから。」と二ファは言った。
「わかった。(!?団長と返しにいけって?やった)」二ファに言われた。
エルヴィンは「あぁ、わかった。」と快く言い、バケツを2つ持って外に向かう。
(1つ持ってくれた。優しい…)私の分のバケツも持って食堂を出る。
エルヴィンの後に続いていく。
(団長の背中大きいなー…抱きついてみたい!身長も高くて、髪の毛も艶々で綺麗な色…団長に近けば恋に落ちない人なんていないよね。)私はエルヴィンの背中を見つめてニヤケている。
ー…
「…ここら辺かな?」
「…ですね」
釣りをしていた場所に着いた。