第9章 勘違い
中から二ファの声が聞こえてきた。
「リヴァイさん、おにょさん!食事の準備が出来たので食べましょう!さぁ、はやく!」と。
「あぁ、」リヴァイは頷く。
私も
「遅れてすいません…」リヴァイに次いで言った。
(私はどこに座ればいいんだろう…奥の右にイルゼさん、真ん中に団長で左に…団長の左があいてるじゃん!やった。)
そう思い、隣に行こうとしたら、リヴァイが
「俺がエルヴィンの隣に行けばいいな。」と、言ってエルヴィンの隣にドカッと座った。
(……………………)
「リヴァイ、私の隣じゃなくていいんじゃないか?」と、エルヴィンが言うと、
「おにょは手前の隅の席が好きらしいな…」と、リヴァイは言った。
(あの、兵長…私、団長のこと嫌いじゃないですよ…むしろ好きなんですけど)と思った。
(まさか、あの時の会話…「団長大っ嫌い!」って所だけ聞いてたんですか…!?わぁ…最悪、変な勘違いさせちゃった。ここで「いや、団長のこと大好きです!」って?…言えるかぁ!///言えません…)
「あ、はい…お気遣いありがとうございます…」(終わったな…)
私の前にリヴァイが座り、私の隣にはゲルガーが座っている。
「ああ、そうか、てっきり俺の隣がいいのかと…ガッハッハッ」
ゲルガーが喋っている。(…今はそういう気分じゃないんで黙って貰えます?)
エルヴィンはリヴァイが隣に来たことに驚いているようだが、食事を始めた。
「いただきます!」私も食事を始めた。
「え、これ美味しい!船の中で食べる料理って考えるとより一層美味しいですね!」カレーはとても美味しかった。
「そうかい!それは良かった!これは二ファと俺で作ったんだ!」
と、ゲルガーは嬉しそうに言いながら食べていく。
(二ファさんの料理美味しいな…今度色々教えてもらおうかな…)
そう考えていると、エルヴィンとイルゼの話し声が聞こえてきた。
「エルヴィンさんって結構食べるんですか?」
「あぁ、そうだね。兵士になってから人並みプラス位は食べるかな?」
「へぇ、すごい!沢山食べられるって素敵ですね!」と、楽しそうに会話をしている。
(いいなー私も隣で食べたかったな…)そう思い、リヴァイの方を見ると、
眉間にシワを寄せながらカレーをガツガツ食べていた。
この光景に不覚にも笑ってしまった。
「…っふ」
