第6章 地下
私は疑問に思った。
だが、おじいさんはエルヴィンと親しいようだ。
「では、気をつけて行ってくるんじゃよ。」
「はい。くれぐれも傷つけないよう精進します…」と、エルヴィンはおじいさんに一礼した。(おじさんと団長って知り合いなのかな?団長の知名度すごい…)
すると、おじいさんは荷物をどこかへ持っていき、その場から居なくなった。
「よし、では行くぞ…」
と、エルヴィンが言った。私もついていく。
地下を出ると…そこには
辺り一面に水が広がっていた…
暗いが、オレンジ色の陽の光が水をキラキラと反射させている。
「…綺麗。」私は呆気にとられた。
(この水は、どこまで続いているのだろう…)
エルヴィンが、説明してくれた。
「これは、海と言うらしい…海の下には生物が沢山生きているそうだ。塩分も含まれているからこの水を大量に飲むと死ぬらしな…」
(へぇ、そうなんだ!海…恐ろしい…。)
「では、これに乗るぞ…」と、エルヴィンは言った。
そこには、
とても大きな…(何これ?)
私はなにかわからなかった。
「おい…これが船だ。」
リヴァイに言われた。
「え、でも兵長昨日、船は馬のようなもんって言ってましたよね?馬よりものすごく大きくて…なんだろう…動物感全くないです。」と、私が言うと、エルヴィンが吹き出した。
「ふっ…すまない…。これは、人を乗せて動く乗り物だ。人工的に造られている。」と、笑いを堪えていた。
(私なにかおかしなこと言った?)私はわからなかった。
「さっさとしろ…」と、リヴァイは眉間にシワを寄せながら船という乗り物に乗った。
(私も乗らなきゃっ)
次にエルヴィンが乗った。そして、エルヴィンは中から手を差し伸べてくれた。
「おにょ、船は揺れて乗りにくいから私の手に捕まりなさい。」と言われた。
「…はい。」私はエルヴィンの手を握って船に乗った。
乗りきると、エルヴィンはどこかへ言った。
(…エスコートしてくれた…後ろ姿までかっこいい。団長の手すごいゴツゴツしてる…男らしいな。)ぼーっと考えていると船がグラッと揺れた。
「え!?グラグラする!」と、びっくりして声を上げてしまった。
「船だから仕方がねぇ…」と、リヴァイに突っ込まれた。
(馬…私達を運んでくれる…そういうことか。船も運んでくれる)