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Happy Birth Tea(進撃の巨人)《リヴァイBD》

第1章 移動販売カフェ



その後の兵舎にてリヴァイは報告と一緒にエルヴィン達にグロリアのことも伝える。


『リヴァイが悪くない紅茶じゃなくて美味い紅茶って言っていたんだよ!!ねぇ、すごくない?!』

『それは珍しい。グロリアという店か…実に私も気になるな』

『じゃぁ、決まりだな。内地に行く時にリヴァイに案内してもらうか』


美味いと言っただけでこんな反応されるのかとリヴァイは複雑になる。今までも美味いと思った料理や飲み物はいくらかある。それを悪くないと口にしていただけ。上級と最上級と分けていたわけではない。


『俺の穴場の店にしようと思ったたんだが…仕方ねぇ』


――――またあの紅茶と笑顔が見れる。


先の予定のことで楽しみになるのはいつぶりか。
口が緩みがちなのが周りにバレないように資料を見る位置を高くして顔を隠した。



それからして数日後。
内地に用事を無理矢理こじつけて4人は馬を走らせた。無理に予定を入れたものだから相手先の都合もあり各々の用事はすぐ終わる。

『いらっしゃいませ!あっ…この間の兵士さん!』

『何だ…俺の事覚えていたのか?』

『もちろんですよ。だって、有名な兵士さんですからね。今日はお仲間さんも連れてきてくれたんですね!』


―――――こいつの笑顔は俺にとって巨人より厄介だ


―――――人類最強という肩書きに初めて感謝だな



それからリヴァイはフユという名前を聞き、エルヴィン達に紹介する。
リヴァイの美味いが出た店はまさかの移動販売カフェであり、店主も若い娘さんだということにエルヴィン達は驚いた。


それから4人は内地に寄ればグロリアにも寄る、むしろ内地の用事の方がついでのような感じでフユと親しくなっていった。


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