第15章 社畜になりました
ここはウェルズスタジアムにある執務室。
「マイさん、これ明日の10時までの書類です」
「あ、うん……わかった……ユキネ、もう帰っていいよ、疲れたでしょ?」
現在私は、絶賛連日徹夜中でございます
時刻は午後11時
祝賀会の翌日から私はずっと仕事詰め。
午前中はスタジアムを開けないといけないし、午後は書類仕事
もう脳みそが爆発しそう。
「いえ、マイさんが頑張っているんです!私達も頑張りますよ!」
ああ、なんていい子たちなの。
エナジードリンクを飲んで書類に目を通すと、ゲシュタルト崩壊が起こっていく
来年度のジムチャレンジの予定日に……
クラスは今年度に引き続きメジャークラス……
チャレンジ順変更の確認……
え!?順番変更なの!?
「つ!!ユキネ、これって!」
「ああそれ、驚きましたよ〜!まさかウェルズスタジアムが鳳を飾るなんて」
いやいや、飾らないし!!
最後はナックルスタジアム、キバナに決まってるでしょうが!!!
否の印を何度も押す
私は認めませんからね!!!
はいはい次々……えーと、
パフォーマンスの向上についての契約……
ジムリーダー新体制の報告……
哀愁のネズとの親睦コンサート……
親睦コンサート!?