第9章 変身!ちぇんじまじっく!❥伊達政宗
そして。
「お前がなんでリスになっていたかはもう聞かない。だが、これからはそんなことせずに俺に聞いてくれ。俺は絶対にお前のそばを離れない。」
「っ、分かった。」
政宗の思いを再確認したところで、私達は同じタイミングで眠りについた。
眠りにつく直前、私はあのおばあさんのことを思い出していた。
(全部、あのおばあさんのおかげだ。)
またお礼を言おうかな、なんて軽い気持ちで私は意識を落とした。
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政宗と私が眠っていた頃、
「上手くいったか。」
あのおばあさんが私達の寝顔を見ながら優しい瞳で私達を見つめていたなんて知らなかった...。
政宗編終。