第7章 scene2:ピンクのお部屋
アレが…僕の中に…?
そう思ったら、ゴクリ…と、僕の喉が鳴って、胸がドクンと高鳴った。
欲しがりな僕は待ちきれないとばかりに、それまで枕の端っこを握っていた手を外し、折り曲げた膝を胸にくっつくくらいに抱え込んだ。
当然だけど、自分でも分かるくらいに溢れ出した蜜で濡れた僕のお尻は、NINOからも…それから僕の足元へと回ったカメラからも丸見えで…
“その時”が来るのを、今か今かとヒクヒクとしている。
「くく、そんなにコレが欲しいの?」
「ほし…ぃ…」
「だったらちゃんとお強請りしないとね?」
ヘッドドレスを外したNINOが、黒髪サラサラロングヘアを搔き上げる、どこからか飛んできたボトルと、NINOの“立派な子”よりは若干小さめの玩具を手に取った。
「どこに何が欲しいの? 言わないと…コレ、挿れちゃうわよ? いい?」
「い…ゃ…」
ただ冷たいだけの玩具よりも、触れただけで火傷しちゃいそうな、NINOのおちんちんが欲しい。
ああ…、でもどうしたら良いの?
僕のお尻に、NINOの大きなおちんちん下さい…なんて、恥ずかしくて言えないよ…
…と、心の中で思いつつも、やっぱり自分の気持ちには正直でいたい僕は、
「HIMEのお尻に…、“お姉ちゃん”のおっきいの…頂戴?」
チークでピンクに染めた頬を更に赤くして、甘えた声と仕草でしっかりお強請りをする。
普段の僕なら、口が裂けても絶対に言えないような台詞をね♪
「くく、私、素直な子は好きよ♡ だからHIMEちゃんにすぐにでも私のを挿れて上げたいところだけど…、いきなりだとHIMEちゃん壊れちゃうから…」
ヒクヒクする僕のお尻の穴をNINOのふっくりしら指がクルンと撫でた。