• テキストサイズ

H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第7章 scene2:ピンクのお部屋


アレが…僕の中に…?

そう思ったら、ゴクリ…と、僕の喉が鳴って、胸がドクンと高鳴った。

欲しがりな僕は待ちきれないとばかりに、それまで枕の端っこを握っていた手を外し、折り曲げた膝を胸にくっつくくらいに抱え込んだ。

当然だけど、自分でも分かるくらいに溢れ出した蜜で濡れた僕のお尻は、NINOからも…それから僕の足元へと回ったカメラからも丸見えで…

“その時”が来るのを、今か今かとヒクヒクとしている。

「くく、そんなにコレが欲しいの?」

「ほし…ぃ…」

「だったらちゃんとお強請りしないとね?」

ヘッドドレスを外したNINOが、黒髪サラサラロングヘアを搔き上げる、どこからか飛んできたボトルと、NINOの“立派な子”よりは若干小さめの玩具を手に取った。

「どこに何が欲しいの? 言わないと…コレ、挿れちゃうわよ? いい?」

「い…ゃ…」

ただ冷たいだけの玩具よりも、触れただけで火傷しちゃいそうな、NINOのおちんちんが欲しい。

ああ…、でもどうしたら良いの?

僕のお尻に、NINOの大きなおちんちん下さい…なんて、恥ずかしくて言えないよ…

…と、心の中で思いつつも、やっぱり自分の気持ちには正直でいたい僕は、

「HIMEのお尻に…、“お姉ちゃん”のおっきいの…頂戴?」

チークでピンクに染めた頬を更に赤くして、甘えた声と仕草でしっかりお強請りをする。

普段の僕なら、口が裂けても絶対に言えないような台詞をね♪

「くく、私、素直な子は好きよ♡ だからHIMEちゃんにすぐにでも私のを挿れて上げたいところだけど…、いきなりだとHIMEちゃん壊れちゃうから…」

ヒクヒクする僕のお尻の穴をNINOのふっくりしら指がクルンと撫でた。
/ 753ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp