第33章 scene6:君だけのHIME…にして？

｢ああ…、気持ち良い…｣

翔くんのお口から、溜息とも喘ぎとも区別のつかない声が漏れた。

ってゆーか…、翔くんも相当な変態ね？

自分で触らずに、僕にモミモミさせちゃうんだもん。

しかも、手に触れたパンツがしっとりと濡れて来てるし(笑)

それだけ僕の手に感じてくれてるってことだよね？

僕は翔くんの息子くんをモミモミしながら、スカートの裾をたくし上げ、両足を開いた自分のお股に手を伸ばした。

布越しなんてもどかしくて、僕はパンティの中に手を突っ込むと、しっかり上向いて、カチーンとなった息子くんを握った。

ずっと窮屈な中で我慢してたからか、息子はびっくりするくらい大量の涙を流していて…

僕は息子くんの涙を指で拭いながら、頭を撫で撫でした。

勿論、その間も翔くんの息子くんをモミモミする手は動き続けている。

｢くく、すげぇエロいんだけど(笑)｣

僕がエロくなるのは、一体誰のせい？

翔くんのせいだよ？
翔くんだから、僕…エロくなっちゃうんだよ？

翔くんだってそうでしょ？

｢ねぇ、触っても良い？｣

え…？

｢あ、う、うん…｣

｢あ、でもその前に服脱いじゃおうか？｣

え…？

｢だってほら、せっかくの可愛い服、汚れちゃうしさ、それに…なんつーか…、邪魔…っつーか…｣

ふふ、確かに邪魔かもね(笑)

｢じゃあ…、翔くんも脱いで？｣

だって僕だけなんてさ、狡いじゃん？

｢くく、そうだね｣

僕達はお顔を見合わせると、着ていた物を全部脱ぎ、床に落とした。

そしてお互い下着だけになって、ベッドの上に向き合って座る。

すると不意に翔くんの手が伸びて来て、ブラジャーの肩紐を片方ずつ、ゆっくりと肩から滑らせ、僕が髪を片側に纏めて寄せると、今度は背中のホックをパチン…と外した。