• テキストサイズ

1ページ物語

第15章 私の居場所はここだよ


「やっぱりあの魔法はあなただったのね。あんな大規模な物を展開して一日動けなくなっただけで済んで良かった方よ。

最悪命を落としてしまうことだってあるのだからあまり心配させる事をやらないで」

そう言ってラシルを抱きしめるアリアス。

「心配させる事はこれから多々あるかも…それでも私の帰ってくる場所はここだってわかってるよ」

そう言ってラシルはアリアスを見た。

「母さんの為にみんなも色々やってるみたいだから食堂に行こう♪」

「っえ!? ちょ ラシル!」

私がアリアスを食堂に連れて行けば、そこには母の日のパーティーが始まっていた。

「「ギルドマスター、いつもありがとう!!」」

そう言って仲間達が花やプレゼントをアリアスに渡していく。

アリアスはあたふたしながらも嬉しそうにしている姿を見て私も嬉しくて微笑むのだった。

END
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp