【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】
第153章 ◇第百五十二話◇蜜月の夜【女型の巨人編】
たぶん、もう限界で、それなのに、もっともっと激しくしてほしくてー。
それを見透かされているみたいに、唐突に、リヴァイ兵長は肉棒を大きく引き抜いた後に打ち付けるように私を襲った。
いきなりの快感に飛び跳ねた身体は、休む暇を与えてもらえず、激しい律動を与えられ続ける。
「ぁあっ、ゃあ…っ、ァッ!ァッッ!ァアッ!!も…っ、ダメ…っ、イッちゃぅ…っ。」
「あぁ…っ、俺も、イキそうだ…っ。」
「ぁっ、ぁあっ、いっしょ、がいい…っ。」
私が伸ばした手を、リヴァイ兵長が強く握った。
いつも冷静な表情の彼が、この時だけは、眉間に皴を寄せて、苦しそうに息を吐く。
私を見下ろす切れ長の目は色欲と熱情に支配された野獣と化していて、額にはうっすら汗も滲んでいる。
私の身体が、私が、リヴァイ兵長を乱しているこの瞬間が、私はとても愛おしい。
尊いこの瞬間がー。
「…っ、愛してる…っ。」
リヴァイ兵長が、私と繋がっている手で頬を撫でた。
こんなときに、そんなこと言うのはズルい。
もっともっと、ギリギリのこの尊い瞬間をリヴァイ兵長と2人で共有していたかったのにー。
いつもよりも低くくぐもった愛の囁きは、まるで魂の叫びみたいで、私の耳から入って身体中を駆け巡った。
「わた、しも…っ。愛してる…っ、ぁあっ、リヴァ…イっ…!」
痙攣を始める前に、必死に気持ちを伝えた。
あぁ、もうダメだ。
苦しい。気持ちいい。目の前が真っ白になって、チカチカするー。
「クッ…っ、イク…っ!」
これでもかというほどに眉間に皴を寄せ、リヴァイ兵長がより早く腰を振り始めた。
ラストスパートがかかった瞬間に、さらに太く硬くなった肉棒が私の腹の奥を刺激する。
堪えきれずに頂点を迎えた私の膣が、リヴァイ兵長の欲望を締め付けた。
その途端に、最大まで腫れあがった肉棒が脈打ちながら白い欲望を、初めて私の中に吐き出した。
波打ちながら、ドクンドクンと揺れるのが、私にも届く。
その度に熱い何かが流れてくるのも、感じる。
リヴァイ兵長が私を強く抱きしめた。