【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】
第116章 ◇第百十五話◇初めてひとつになれた【女型の巨人編】
私の手が、グレーのズボンの上から、自身を主張し始めたそれに触れると、リヴァイ兵長の身体がビクリと動いた。
驚いた顔をして私を見るリヴァイ兵長に、懇願するように上目遣いで、私はー。
「私も、シてあげたいです。」
「…っ!いい、お前にそんなことさせられねぇ。」
「私だって、こうやって身体を重ねるの、本当に楽しみにしてたんですよ。
私も…、気持ちよくシてあげたい。
それとも、そんなこと言う女、嫌いですか…?」
戸惑うリヴァイ兵長に、不安になって訊ねる。
少しの沈黙の後、リヴァイ兵長が大きく息を吐きながら私を抱きしめた。
そして、私の肩に顔を埋めてから口を開いた。
「バカか。嬉し過ぎて、驚いただけだ。」
「よかった。」
本当に心底安心して、私から笑顔が漏れる。
それから、今度はリヴァイ兵長に横になってもらって、さっきされたみたいに、今度は私が両足の間に顔を埋めた。
グレーのズボンの上からも、カタチが分かってしまうくらいに膨張したそれに、私の方が恥ずかしくなる。
まるで秘密の扉を開くみたいな、見てはいけないものを見ようとしているような背徳感を感じながら、勇気を出してズボンを下げた。
途端に露になったソレに、思わず漏れそうになった驚きの声をなんとか飲み込む。
小柄なリヴァイ兵長のどこに隠れていたのだろう、と心配になるくらいでー。
そっと触れて見ると、石とはまた違う硬さで、熱を持っていて、それでー。
「あんまり見んな。」
リヴァイ兵長の声に気づいて、顔を上げた。
肘を立てて上半身を起こしたリヴァイ兵長の不機嫌な顔が、恥ずかしさを隠しているだけだと分かって、愛おしさが増す。
本当は、自分からこんなことをお願いしたのは初めてで、どうしたらいいのか分からなかった。
ただ、私もリヴァイ兵長を気持ちよくシてあげたくて、ただそれだけでー。
でも、今心から、リヴァイ兵長の愛が詰まったそこに触れたいと思った。
それが、何より嬉しかった。
「舐めて、いいですか?」
「…好きにすればいい。」
許可を貰って、私は硬く立った棒を両手で包んだ。
そして、まずはその突起をペロッと舐めてみる。
すると、少しだけ怯えるように腰が動いたのが分かった。
それが嬉しくて、私はまた突起を舐める。そうしながら、今度は裏の筋を舐め上げていくうちに、男の人しか持っていない硬さに舌が慣れていく。