第9章 運命が始まる 赤司征十郎
部活終わり体育館のチェックを
バスケ部キャプテン、赤司征十郎と一緒にやっていた。
「赤司君、倉庫鍵かかってたよ!」
そう報告をし、帰ろうとしたとき
突然赤司君に声をかけられた。
「マネージャーの仕事大丈夫か?
意外と大変だろ?」
「ううん!やりがいがあって楽しいよ。
選手一人一人の本気が見れるし、伸びしろまで見れる。
それに選手のサポートまで出来るんだよ?
スッゴく楽しい!」
私は赤司君に笑顔でそう言った。
「…そうか。
弥生がマネージャーになってくれて本当に助かったよ。
働き者で部に尽くしてくれる。
いいマネージャーだ。」
赤司君にそう言われて素直に嬉しかった。