第3章 一ヶ月後
リヴァイ「この距離を保て、奴も疲弊したか。それほど速力は無いように見える」
ミカサ「…」
リヴァイ「うなじごとかじり取られていたようだが、エレンは死んだのか?」
ミカサ「エレンは生きています」
リヴァイ「そうか、メイはどうだ?」
ミカサ「エレンと同じで女型の口の中です」
リヴァイ「そうか、早く助け出さねぇとな」
ミカサ「目標には知性があるようです、その目的はエレンとメイを連れ去ることです。殺したいのなら潰すはず…目標はわざわざ口に含んで戦いながら逃げています」
リヴァイ「目的を1つに絞るぞ、まず…女型を仕留めることは諦める」
ミカサ「奴は…仲間をたくさん殺しています」
リヴァイ「あの硬化させる能力がある以上は無理だ。俺の判断に従え。エレン、メイが生きていることに望みを懸け奴が森を抜け出す前にエレン、メイを救い出す!俺が奴を削るお前は注意を引け」