第3章 一ヶ月後
ガッ
エレンは自分の手を噛んだ
だがエレンは巨人化しなかった
アルミン「え……」
エレン「またかよ…そんな…こんな時に!?クソぉぉぉ…いってぇえ」
アルミン「目的がしっかりないと巨人になれないんだっけ?もう一度…イメージしよう強く!」
エレン「やってる…!けど…なんでだ!」
ミカサ「本当に?まだアニと戦うことを…躊躇してるんじゃないの?」
エレン「…」
アルミン「エレン?」
ミカサ「まさかこの期に及んで…アニが女型の巨人なのは気のせかもしれないなんて思ってるの?あなたはさっき目の前で何を見たの?あなたの班員を殺したのはあの女でしょ?まだ違うと思うの?」
エレン「う…うるせぇな、俺は……やってるだろ!!」
ガッ
エレンはもう一度手を噛んだ