星竜馬が最推しの腐女子はV3本編軸にトリップして太陽に吠える
第1章 星さん大変です
「そっか、飛鳥ちゃんっていうんだ。よろしくね」
「よろしくね、真田さん」
2人はいきなり元気に挨拶をして来た私に少し驚いているようだったけど、すぐに返事をくれた。
私は2人の挨拶を見て、何となく察してしまった。この2人は本物なんだな。ドッキリでもなく、誰かの演技でも無い、本物の赤松楓と最原終一なんだと。
まったく、やれやれだよ。
どうやら私の方だったみたいだ、この世界にトリップしたのは。
それに頭の中にある、この言葉はなんだろう。ひょっとして、これが私の才能? でも、
「超高校級の救世主」ってなんだ?