第5章 苺とキス*丸井ブン太(華美さんリク)
ブン太「それもいいけどこっちも食えよ、折角なんだし」
「いいって。そもそもブン太のためのケーキなんだから」
ブン太「そんな事言わねぇで食えって。ほら」
「今日どうしたの?それくらいペロッと食べちゃうくせに」
ブン太「別にいいだろぃ?」
「ん〜じゃあ少し貰うね」
ってホントに少しだな!ってくらい少しだけ切り分けて食べ始めた。
そして「やっぱ美味し〜!」と自画自賛。
ブン太「お前ホントに習ってねぇの?」
「習ってないよ。通うの面倒だもん」
ブン太「すげぇな。パティシエになれば?」
「うん、いいかもね」
そう話してるうちに、の皿の上には苺だけが残った。
こいつは好きなものを後で食べるタイプ。
も〜らい!!
…ってやるとマジ怒るからやらない。