第1章 俺だけを…*佐伯虎次郎(華美さんリク)
サエ「じゃあ君をもっと俺のものにしてもいいかな?」
「いいけどどうやって?」
サエ「それはね…」
俺はの顎をとって優しくキスをした。
キスなんて今が初めてじゃない。
けど今日はもっと進めようと思うんだ。
「ふ…んんっ!…サエ苦しいよ!…んっ!」
いつもは触れ合うだけのキス。
でも今は中で絡み合う深いキス。
俺もちょっと照れるけど、こう出来るのは俺だけだって確かめたいんだ。
サエ「…俺もっと君が欲しいんだ。心だけじゃなくて、身体もね…」
「え…私したことないよ!」
サエ「俺もだよ。でも大丈夫、任せてほしい」
戸惑うに再び唇を重ね、ぎゅっと抱きしめた。
俺だって緊張してるよ。けどもうキスだけじゃ足りないんだ…。