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キリトの本当の妹

第3章 アミュスフィア


「…本当に私が払わなくていいの…?」
「ああ、俺からの些細なプレゼントさ」
「でも、アミュスフィア高いよ?」
「…思い出は、どんなにお金を払っても作れない。でもこれから作る分には幾らでも、作ってやりたいんだ」
「…お兄ちゃん…」
お兄ちゃんがそのままアミュスフィアとALOの購入を済ませる
そしてついでに自腹でガンゲイル・オンラインというゲーム買う
外で直葉を待っていると服を買って来て服を持っている
「ごめんごめん、 奏ちゃんに似合いそうな服がいっぱいあって」
「…ありがとう」
そのまま暫く歩き疑問に思っていることを口にする
「ねえ…」
「ん?どうした?」
「私と直葉て同い年だけど、どっちがお姉ちゃんなの?私って桐ヶ谷に戻るんでしょ?」
「私の誕生日が4月19日で」
「私は10月17日」
「じゃあ、スグの方がお姉ちゃんだな」
「じゃ、じゃあお姉ちゃんって呼んでみて!」
「お姉ちゃん?」
首をコテンと傾げながら言うとお姉ちゃんは満足してくれたみたいで
携帯を確認する
「もう三時だ〜お腹すいた〜」
「じゃあ近くのカフェ行こ!お姉ちゃん奢ってあげる!」
「いいの?お姉ちゃん大好き!」
そんなにお姉ちゃんがお気にめしたのかニコニコとしていた
お兄ちゃん達とカフェに入り各々食べたいものを注文する
「あれ、 奏はいいの?」
「お姉ちゃんの半分ほしいな…ダメ?」
「ううん、全然!というかお兄ちゃん、前ここでパフェ奢るの約束したけど覚えてる?」
「げ…これ以上俺の財布を軽くするのは勘弁してくれ…」
その言葉にクスクスと笑ってしまう
お兄ちゃんは笑わないでくれよ、と言ったがそれでも我慢できなかった
「ごめんね。お兄ちゃん」
「ああうん、気にしなくていい。いつもどおりだからな」
「そ、そうなんだ…」
そこでお待たせしました、とウェイトレスがパフェとケーキを運んでくる
お姉ちゃんと半分こしながらパフェを食べているとあることに気がつく
「…あの、さ…」
「?どうしたんだ?」
「私、高校どうするの?」
「……」
「私ここ2年ずっと勉強してないよ?」
「「に、2年も!?」」
「う、うん…SAO事件開始のあたりから…」
「…俺の行ってるところなら行けるかも…」
「え?私SAO生還者じゃないのに?」
「SAO事件のあたりでSAOが原因で拐われたんなら行けるかもだけど…」
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